投稿

令和7年度 学校地域合同防災訓練 実施報告

イメージ
   本日 10 月 18 日(土)、令和 7 年度 学校地域合同防災訓練を実施しました。  保護者の皆様には授業や体験活動をご参観いただき、地域の皆様には顔合わせのためにお越しいただきました。本活動への温かいご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。  皆様のおかげで、防災への意識を高め、「いざ」という時の連携を深める、実りのある一日となりました。    各学年で防災に関する授業内容を工夫し、多くの保護者の皆様にご参観いただくことができました。また、体験活動では、低学年は濃煙体験(煙の中での安全な避難方法を体得)、中学年は消火訓練(初期消火の基本と手順を学ぶ)、高学年は救命救急体験(救命処置を実践的に学ぶ)を通して、こどもたちは危険な状況に直面した際の対応力や、自助・共助の意識を高めることができました。  災害発生時、私たちを守るカギとなるのは日頃からの地域のつながりです。こどもたち・保護者・地域の方々が一堂に会し、「地区別顔合わせ」を実施しました。顔を知り、挨拶を交わすことで、「あの時、〇〇さんがいた」という安心感が生まれます。この顔合わせこそが、万一の際に力を合わせ「助け合える関係」を築く土台となります。  ご参加・ご協力いただいた皆様へ重ねて、本日のご参加とご協力に感謝申し上げます。  地域の防災力は、学校、家庭、そして地域の方々が一体となって継続的に意識を高めることで強固になります。  今後とも、安全・安心な地域づくりのため、皆様との連携を大切にしてまいります。  本当にありがとうございました。

【校長メッセージ】2学期始動!「笑顔の輪」は挨拶と勇気ある行動から

イメージ
   この 2 学期も、こどもたちが「笑顔」で学校生活を送るために、始業式では、「あいさつ」と「友達との関わり方」について話をしました。 1. 笑顔を増やす「明るい挨拶」  子どもたちには「メリハリ」と「トーン」を意識した挨拶を呼びかけました。    メリハリ : 棒読みの「おはよーございますー」ではなく、「おはようございます!」と、言葉に元気を乗せて相手に届けます。    トーン : 普段より声の高さを一段上げることで、「明るさ」と「前向きさ」が伝わり、爽やかな挨拶になります。    先日行ったあいさつ運動では、特に 4 年生の皆さんが朝早くから自主的に活動し、心から楽しんでいる様子が伝わってきました。その「楽しむ気持ち」こそが相手に届き、七郷小学校全体の挨拶の質を高めています。    これからもこの「気持ちを込めた明るい挨拶」で、学校中に笑顔の輪を広げていきます。   2. 人の笑顔を守る「勇気ある行動」 次に、友達との関わりについて、私自身の小中学校時代の体験を二つ話しました。 【その 1 :勇気ある行動が笑顔を生んだ話】 私が小学 4 年生のときの話です。   朝早く登校した友達の A くんが、髪の毛を切りすぎたことを恥ずかしがり、ずっと帽子をかぶっていました。クラスの友達が面白がって帽子を取ろうと追いかけ始めたとき、私は A くんの前に立ち、「やめろ」と声を上げて必死で彼を守りました。   最初は私一人でしたが、その後、 A くんを守るために賛同してくれる友達が一人、また一人と増えていきました。数日後、 A くんが帽子を取って登校したとき、周りのみんなは誰もからかうことなく、受け入れました。   「正しいと思ったことを、勇気を持って行動する」ことで、 A くんも私も、そして周りの仲間たちも笑顔になれたのです。   【その 2 :後悔として残る「消した笑顔」の話】 一方、中学校時代には逆の経験をしました。 体の大きな B くんがからかわれているのを面白がって、私もからかう側に加わってしまったことがありました。当時、私たちは笑っていましたが、 B くんは困ったような、嫌がっているような表情をしていました。...

温かい心と挑戦の104日間!1学期終業式を振り返って

イメージ
  10 月 9 日、本校は 1 学期の終業式を迎えました。 4 月 8 日から今日までの 104 日間、こどもたちの成長と活躍に満ちた日々を振り返ります。     1 学期は、新しい仲間を迎え、温かい交流を深める場面が多くありました。   1 年生の入学:目を輝かせて入学した 1 年生を、 2 年生の立派な発表が迎えました。   1 年生を迎える会: 2 年生から 6 年生までが力を合わせ、 1 年生の精一杯の歌声とともに、親愛に満ちた雰囲気で体育館全体が包まれました。  ペア学年活動: 1 ・ 6 年、 2 ・ 5 年、 3 ・ 4 年のペア学年による交流活動や、あいさつ運動を通じて、学年を越えた思いやりの輪が学校全体に広がりました。  運動会: 5 月の運動会では、どの学年も練習を積み重ね、最後までやりきる姿が輝き、大きな感動となりました。  七郷っこまつり: 7 月には、 3 年生以上が全校のためにお店づくりを工夫し、特に 3 ・ 4 年生が合同で出店するなど、協力して楽しい思い出を作ることができました。  壮行会でのエール:夏休み明け、陸上記録会に向けて頑張る 6 年生に対し、 5 年生がリーダーとなり、 1 年生から 5 年生が熱い思いが詰まったエールを送りました。    こうした行事でのこどもたちの輝かしい活躍は、どこから生まれてくるのでしょうか。  その答えは、「毎日の授業」です。国語、算数、理科、社会、体育、道徳 ... すべての授業でこつこつと積み重ねてきた努力が、着実にこどもたちの成長の大きな土台となっています。  時には「嫌だな」「めんどくさいな」と感じることもあったかもしれませんが、「頑張って学校に来る」というその行動自体が、こどもたちの心の成長につながっています。    今日、担任の先生からもらった通信票は、 1 学期に頑張った自分を振り返る大切なものです。ぜひ 2 学期へのさらなる意欲につなげてほしいと思います。    明日からの短い秋休みで心と体を休め、2学期の始業式の日に、また元気いっぱいのこどもたちと笑顔で再会できるのを楽しみにしています。 陸上記録会の賞状伝達 ~ 頑張った6年生に大きな拍手が送られました!~

3年生「心のバリアフリー」出前授業レポート

イメージ
    10 月 7 日(火)、七郷小学校の 3 年生を対象に、「心のバリアフリー」を学ぶ特別な出前授業が開催されました。講師としてお迎えしたのは、義足のランナー松本さんと、義肢装具士の宮内さんです。  講師の松本さんは、「私の人生ストーリー」の中で、小学校 4 年生で右足を切断するという経験を乗り越え、その後走る魅力に取りつかれ、ついにはフルマラソンを完走するまでに至った道のりについてお話ししてくださいました。そして、 2021 年に東京パラリンピックの聖火ランナーを務められたというエピソードが紹介されると、こどもたちからは驚きの声が上がりました。    続いて、義足を作る専門家である宮内さんからは、義肢装具士の仕事についてのお話がありました。  実際に使用する義足や義手を見せて触らせてくださり、普段なかなか目にすることのない専門的な道具に、子どもたちは興味津々でした。    さらに、貴重な機会として松本さんと一緒に体育館を走るという体験もさせていただきました。力強く地面を蹴って走る松本さんの姿は、こどもたちにとって障害の有無を超えた「かっこいい大人」そのもの。一緒に走ったこどもたちの表情は、笑顔であふれていました。    松本さんからは、「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」というメッセージをいただきました。  この言葉は、私たち大人の心にも刺さるものでした。人は誰でも苦手なことや、できないことがあります。しかし、自分に「残された力」や「得意なこと」に目を向け、それを最大限に生かすことこそが、豊かな人生を切り開く鍵だと教えていただきました。    授業の最後には、こどもたちからたくさんの質問が飛び出しました。松本さん、宮内さんのお二人は、その一つ一つにとても丁寧に、真摯に答えてくださいました。    この出前授業は、 3 年生にとって「心のバリアフリー」の第一歩を踏み出す、かけがえのない貴重な体験となりました。    松本さん、宮内さん、心に響くすばらしい授業を本当にありがとうございました!  

給食室リニューアルで自校給食が半年ぶりに復活!

イメージ
    校舎の改修工事のため、 4 月からの半年間は給食センターのおいしい給食にお世話になってきました。給食センターの皆様、本当にありがとうございました。    そして今日!ついに自校給食が再開しました!    午前中から校舎全体に、おいしそうな匂いが立ちこめ、こどもたちも先生たちも、お昼休みが待ち遠しくてソワソワ。給食の時間は、あちらこちらから喜びの声が上がっていました。    この半年間で、給食室は大きく生まれ変わりました。  壁や床はピカピカになり、最新の新しい釜や調理機械が導入され、調理環境が格段に向上しました。    記念すべき再開初日の献立は、ごはん、麻婆豆腐、焼きしゅうまい、オレンジ、牛乳 でした。    特に、辛さひかえめ、旨味たっぷり麻婆豆腐と、香ばしい焼きしゅうまいは最高でした。一口一口を噛みしめながら、味わっていただきました。    給食室には、この再開に合わせて5名の新しいパートさんが仲間入り。総勢 11 名体制で、約 900 人分の給食を愛情込めて作ってくれます。    明日からの献立もとっても楽しみです。給食室の皆さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

七郷小6年生が躍動!陸上記録会で最高の輝き!

イメージ
   澄み渡った青空が広がる 9 月 26 日(金)、秋とは思えない強い日差しが差し込む中、仙台市陸上競技場(弘進ゴムアスリートパーク仙台)にて、「第 71 回陸上記録会 若林区・宮城野区大会」が開催されました。  この大舞台に、七郷小学校の代表として参加した 6 年生たちは、これまでの練習の成果を胸に、最高のパフォーマンスを見せてくれました。    校庭とは違う、鮮やかな青のトラックと広大なフィールド。他校の選手が集まる緊張感の中で、七郷小のユニフォームを着た子どもたちからは、「代表としてやりきる」という決意が伝わってきました。    50m 走(チャレンジ種目)では、それぞれが自分の記録更新を目指し、全力でゴールを駆け抜けました。  100m 走、 50m ハードル走、走り高跳び、走り幅跳び、ソフトボール投げの各種目において入賞者が出るという、本当にすばらしい成績を収めることができました。    特に盛り上がったのは最終種目の 4 × 100m リレーです。  スタンドからの応援が最高潮に達する中、 4 人の走者がしっかりとバトンをつなぎ、力強くフィニッシュ!チームの絆が光りました。    うれしい思いをした人も、悔しい思いをした人もいると思いますが、あの舞台で全力を出し切った 6 年生全員を、心から誇りに思います。    七郷小学校の代表として、本当によく頑張りました。    この経験と自信を財産にして、学校生活の最後まで、力強く走り抜けてくれることを期待しています。