「平和に向けて、自分たちにできることは・・・」6年:平和学習
22日(水)の3・4時間目に、6年生で「平和学習」の出前授業がありました。
講師は、戦災復興記念館と青葉区まちづくり推進課の先生です。
最初に、講師の先生から次のようなお話がありました。
「今年は、戦後80年。『戦後』と言われてはいるけれど、世界を見渡せば、いろいろな国で戦争が起きている。
この先、今日、明日にも日本に戦争が起きる可能性がないとは言えない。
『いま』を『戦前』にしない。そのために、自分たちに何ができるか、考えてほしい。」
その後、写真や当時使っていたものなどを実際に見せていただきながら、お話を聞きました。
第2次世界大戦のときに、どんなことが起きていたのか、
その時代に生きていた人たちは、どのような思いであったのか、
戦争で、どれだけの人が犠牲になったのか、
身近なこととして、仙台空襲のお話もありました。
どこに空襲が落ちて、どれだけの面積が被害を受けたのか、
空襲に遭って家族を失った人が書き残した絵や言葉・・・など
最後には、「戦争を過去に起きたことで終わらせず、平和に向けて、これから自分たちにできることは何か、いろいろなことを想像しながら、ぜひ考えてほしい。」というお話がありました。
子供たちは、自分たちの住んでいる身近な場所でも、悲しい出来事があったことを知り、
スクリーンに映し出された写真などを見ながら、講師の先生の話を真剣に聞いていました。
6年生は、社会の授業で「戦争」について学習する時間があります。
今回の授業で更に学びを深め、一人一人が、「平和」とは何か、「平和」に向けて自分にできることは何か、ということを考える貴重な時間となりました。
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