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震災遺構荒浜小学校での学び(5年生)

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    8 月 26 日(火)、 5 年生が校外学習で震災遺構荒浜小学校を訪れました。ここは、仙台市内の小学 5 年生全員が防災学習のために訪れる場所です。震災前、荒浜小学校は本校の隣の学区でしたが、今は同じ学区内にあり、身近な場所で震災を肌で感じられる貴重な学習の場となっています。 見学経験のある児童もいましたが、初めて訪れる児童も多くいました。  学級ごとに分かれて見学し、当時の荒浜小学校の校長先生にもお話を伺いました。先生は、震災当日、児童の命を守るためにどのような判断をし、どんな思いで行動されたのかを丁寧に伝えてくださいました。校長先生はこどもたちに「あの日、生き延びることができたのは当たり前ではない」と語りかけ、「自分の命は自分で守るという意識を常に持ち続けてほしい」と力強くメッセージを送りました。こどもたちは真剣な眼差しで聞き入っていました。    さらに、当時荒浜小学校で担任をしていた、現在本校に勤務している先生も VTR で登場しました。先生は、津波が迫る恐怖や、こどもたちを必死に避難させた当時の様子を振り返り、話してくださいました。普段身近にいる先生が体験した「あの日」の話は、こどもたちの心に深く響いたようです。    今回の校外学習を通して、こどもたちは命の尊さ、そして自分の命を自分で守ることの大切さを改めて学びました。この貴重な経験を、震災の記憶を風化させず教訓として未来に活かし、これからの防災学習につなげてくれることを願っています。

かぼちゃプロジェクト(2年生)

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  8 月 26 日(火)、 2 年生が農業園芸センターの市民農園で育てていたかぼちゃを収穫しました。  明成高校の先生と高校生から説明を受けた後、こどもたちは気持ちをワクワクさせながらかぼちゃ畑へ。  葉っぱをかき分けながら、次々とかぼちゃを見つけていきました。今年の夏は例年にない猛暑でしたが、厳しい暑さを乗り越えたかぼちゃがたくさん収穫できました。    収穫の後は、かぼちゃのツルを抜いて畑をきれいにする作業です。この畑には、 9 月になったら 3 年生が白菜を植える予定です。長いツルを友達と協力しながら引き抜きました。     5 月の定植から収穫まで、まめに畑の手入れをしてくださった皆様に感謝いたします。ありがとうございました。    今回収穫したかぼちゃは、 10 月 6 日(月)の校外学習で、八木山動物園のゾウさんにプレゼントする予定です。ゾウがおいしそうに食べる姿を見るのも、今からとても楽しみです。

元気に再会!夏休み明け集会!

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   夏休みが終わり、こどもたちの元気な声が学校に戻ってきました。  本日は夏休み明け集会を放送で行いました。校長からは、夏休み中に大きな事故や病気がなかったことへの感謝と、1学期後半に向けての激励の話がありました。   仙台育英 須江監督の言葉  校長は、夏の甲子園ですばらしい活躍を見せてくれた仙台育英高等学校野球部の須江航監督の話をしました。3回戦で沖縄尚学高校と対戦し、延長戦の末に惜しくも敗れましたが、試合後の須江監督は自ら沖縄尚学の監督に駆け寄り、笑顔で握手をしました。そして、選手一人一人に「頑張って」「お疲れ様」「優勝だよ」と声を掛け、拍手で健闘をたたえました。育英の選手たちも頭を下げて見送りました。   負けた悔しさはもちろんあるはずですが、その後の振る舞いが皆をすがすがしい気持ちにさせてくれる須江監督は本当にすばらしいです。    写真は、昨年 11 月 1 日に七郷小学校の 150 周年記念式典でご講演いただいたときに須江監督からいただいた色紙です。  そこには、「ノーレインノーレインボー」と書かれていました。「雨が降らなければ虹は出ない。どんどんチャレンジして、失敗して、そこから学んで、その後に生かすことで、自分自身を成長させていくことが大切だ」とおっしゃっていました。    また、「自分の人生の角度を 1 °変える」という言葉もくださいました。今 1 °変える努力をしたことが、時を重ねてどんどん広がり、結局は未来の自分を大きく変えることになる。だから、今の自分を 1 °だけ変える努力をしよう、というお話です。  今日、改めてこの言葉を取り上げ、こどもたちに伝えました。これからもチャレンジ精神を大切にして、笑顔で学校生活を送ってほしいと思います。   大規模改修工事中の校舎は、夏休み中に西階段と中央階段がリニューアルされました!