学校地域合同防災訓練
29日(土)に、5年ぶりとなる学校地域合同防災訓練を実施しました。 当日は快晴で、日差しが照りつける暑い日となりました。 朝は、保護者の方と一緒に登校し、それぞれの地区ごとに集合して、各町内会の方々との顔合わせをしました。 町内会ごとの集まりでは、役員の紹介や万が一のときの避難所の確認、防災や備蓄に関するお話などをしていただきました。 次に校庭で、若林消防署と地域の消防団の方々による体験活動と訓練の見学を行いました。 前半は、1年生から4年生までが、煙が出ているテントを通り抜ける濃煙体験を行いました。煙のすごさに驚きつつも、鼻と口を塞いで順番にテントを通り抜けることができました。 5・6年生は、代表児童が消火器を使う体験を行いました。火事を見つけたら「火事だ!」と大きな声で周りに知らせ、「ピン、ポン、パン」の合言葉で消火器を正しく使って火を消すことができました。 後半は、地域の消防団の方々による消火訓練の見学をしました。消防団の方々がチームワーク良くてきぱきと動く姿や実際の放水の様子を見て、子供たちからは大きな歓声と拍手が沸き起こりました。 最後に、地域の消防団の方々が万が一の時に備えて訓練を重ねていただいていることで、自分たちが安心して生活できているというまとめの話がありました。 その後は、各学級で防災に関する授業参観です。 今日の授業のために、家の人にインタビューをしてきた学年、東日本大震災が起きたときにどんな行動を取ったのか保護者と一緒に話し合う学年、非常食について調べたことを発表する学年など、様々な内容の授業を行いました。 最後に、引き渡し訓練を行い、それぞれが下校しました。 今日の訓練には、保護者、そして町内会や地域、消防関係の方々など大勢の方々にお集まりいただきました。改めて、七郷地域の「地域力」を強く感じる1日となりました。 ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。 七郷小学校では、今後も、大切な命を守る防災に関する学びを続けていきます。今後とも御協力いただきますようお願いいたします。